2020年3月7日土曜日

指揮法の勉強

指揮法の本を買いました。
オクトパッションの指導の役に立てば、と思って買った本ですが
すごく良い事が書いてあり、大変勉強になる本です。
まだ全部読んでいませんが、
冒頭だけでも共感できる事がとても多いです。

「型に入れ、そして型から出よ」
「基本的な理論を踏まえた上で独自のスタイルを生み出す」
「勘に頼った演奏は体調などによっていともたやすく変わってしまう」

文脈がないと意味がつかめないところもあるかと思いますが
日頃私が思っていた事を後押ししてくれたような気分です。
指揮法だけでなく、音楽への考え方、取り組み方など
音楽家に必要な事を指南してくれています。

ソロ演奏というのは自分が指揮者になって
自己責任で演奏するわけです。
客観的に自分の中に指揮者を置いて演奏するというのは
とても大事な事です。
指や勘に頼らなくなり、音楽的解釈がより深まるかと思います。
指揮の勉強をしつつ、学んだ事をレッスンにも取り入れていきます。

右側の本はアコースティックギターを使ったジャズメソッドです。
最近コード理論講座を開催していますが
その資料にもなりそうです。
クラシックを弾いてる方は「自分には関係ない」と思う方もおられるかもしれませんが
理論を知っているとバッハの音使いの巧みさなどが分かってきます。

BWV998のプレリュードはそのまま弾いてもきれいなのですが
コードを意識して弾くか、そうでないかはすごく音楽が変わります。
このあたりの説明を理論講座でしていきたいと思っています。

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