2024年9月27日金曜日

新曲に取り組む姿勢

昨日はオクト練習でした。
敬老会が終わったので、新曲2曲を練習しています。
発表会や次回のコンサートに向けて曲を増やしていこうと思います。
 
みなさんは新曲に取り組む時は
どういった事に気をつけて練習していますでしょうか?
私が普段気をつけている事を紹介します。
 
1.音源を聴かない
あえて1番目にしましたが、プロなどの演奏を聴かないようにしています。
楽譜から表現を起こすという事を大事にしています。

2.リズム
拍子感。3拍子、4拍子など。3拍子でもウィンナーワルツ風なのかどうかなど。
強拍はどこか。シンコペーションの有無など。
リズムは曲の雰囲気に直結します。最初に深く考えています。
 
3.調性
ハ長調やホ短調など。調がもつ雰囲気というのがあります。
部分転調なども最初に楽譜をみて研究します。
転調したところというのは「転調している」という気分で弾いています。
ある理論書には「親戚の家におじゃましている気分」と書いてある本がありましたが
的確な表現だと思います。

4.コード進行
メロディーに対して、コード進行がどうなっているのか。
3コード系なのか、ジャズのようなテンションコードが多めなのか。
偽終止、セカンダリードミナントなどがあるか。
少し難しいですが、コードの流れを知っていると表現がしやすくなります。

5.強弱、表現
楽譜に強弱記号がある場合、フォルテなどの強さを考えます。
フォルテが強くてピアノが弱いだけでなく
「どれくらい強いか」「曲全体でのバランス」など考えます。
その曲全体を見回して、どこが一番ピークか、感動ポイントかなどを考えます。
 
新曲に取り組む時はこういった事に気を付けて練習しています。
「さらっと弾けてから表現をつける」という方が多いですが
さらっと弾けるまでにギターはすごく練習が必要です。
音を取る重視の練習をすると、それが身についてしまって
本番では平たく弾いてしまう事があります。
最初から表現を入れて練習するとそれが自然と身について
本番でも表現のついた演奏ができるようになります。
意識して練習してみてください。

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