始まる前まで結構緊張していたのですが
レーモンさんは気さくな方で、リラックスできる雰囲気を作ってくれましたので
終始和やかなレッスンになりました。
受講曲は「gottingen」と「明石の空の下」です。
gottingenはバルバラという女性が歌ったシャンソンです。
歌ものという事で「歌」を意識して弾いていたつもりですが
フランス人のレーモンさんにはまだまだ足りなかったようです。
ブレスをかなり大きくとると良いようで、
レーモンさんが歌ってるのを聴くと、確かに「シャンソン」なので不思議です。
言葉にするのは難しいですが、ブレス感とフランス語の雰囲気でしょうか。
歌詞の世界感も大事だと思います。
ギターで再現するのは難しいですが、
私なりの完成形が見えたのでまた一から練習してみます。
明石の空の下はレーモンさんのオリジナルの曲。
レイスの「もしも彼女が尋ねたら」をモチーフにしてるそうです。
自作の曲という事で、かなり濃密なレッスンになりました。
歌い方、フレーズ感、曲の雰囲気など作曲者視点のレッスンは
なかなか得難い経験でした。
レーモンさんは人をのせるのがお上手で
トレモロはいつもより上手く弾けた気がします。
私がレッスンをする上でも大変参考になりました。
曲の終わりに「4つのコードを足すと良いよ」と言われて
急な事で少し驚きましたが、なんとか頑張って覚えました。
念のため写真を撮ってもらいましたが。
レーモンさんの曲はカッチリ弾くというより、
むしろ「気分で変えてくれて良いよ」という寛容さがあるように感じました。
レーモンさんは今日の飛行機でフランスに帰られるそうです。
またいつかお会いしたいですね。
帰りの電車にて。