2024年6月6日木曜日

動画ができました

発表会の動画の編集が終わりました。
撮れてない方々は申し訳ありませんでした。
カメラをもう1台購入したので、次回は2台撮りで臨みます。
 
完成した動画は生徒さんにそれぞれにお知らせしてます。
非公開が多いですが、公開許可が出たら公開します。
ながのギター教室のチャンネルをご覧ください。

上の弾き語り動画のギターの解説です。
簡単に舞台でも説明しましたが、文面でもお知らせします。

1台目「河野賢」
日本の名工。弾いているのは80年代のギターです。
木材は松、ローズウッド。しっかりした作り。
甘い音は出にくいですが、硬質で強いタッチにも応えてくれそうです。
逆に言えば、しっかりしたタッチで弾かなければ真価が発揮できないように感じます。

2台目「辻渡」
グランスプレマという上位機種。
上質なスプルースとハカランダを使用しています。
硬めの音ですが、バランスがいいので
そこまで硬く感じないから不思議です。
ソルやバロックなどのクラシックにとても似合うように感じました。
 
3台目「上水清」
あまり出回ってないギター。石井栄さんの弟子だそうです。
とても凝った作りをしてます。材はスプルースとハカランダ。
低音がはっきりしてて高音は甘い音も出ます。
音量もあり舞台でも信頼感のあるギターでした。

4台目「サイモン・アンブリッジ」
自分のギター。材はスプルースとハカランダ。
非常に弾きやすいのですが、舞台ではなぜか頼りなく感じます。
このギターを舞台で弾きこなせれば1人前のギタリストな気がします。
シビアですが、上品でバランスのいいギターです。

5台目「川田一高」
こちらも自分のギター。ブレーシングはワッフル構造。
材は杉とローズウッド。アンブリッジと対比して甘く音量のある音。
悪く言えば音がモヤっとしています。
和音がまろやかに響くので、伴奏や映画音楽などを弾く時に使用しています。
 
6台目「ロビン・グリーン」
カナダの製作家。メンヒの弟子だそうです。
材は松とローズウッド。ネックが太く重量感があります。
甘めの音が出ます。だいぶ低音よりの楽器に感じました。
 
7台目「アントニオ・マリン」
スペインのグラナダの製作家。アルハンブラ宮殿の近くに工房があるそうです。
材はスプルースとローズウッド。しっかりした作り。
音量、音色、バランスとも申し分なし。
甘い音も出るし舞台でも非常に信頼感がありました。

広い会場で弾くと、それぞれの特徴が分かりやすかったです。
同じようにも感じますけど、ちょっとずつ違うのが面白いところです。
 
弾き比べは生徒さんにも好評だったので、
また企画したいと思います。

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