音楽理論のお話です。
音楽には大きく分けてメロディー、ハーモニー(和音)、リズムの3要素があります。
どんな曲でもこのバランスを考える必要があります。
ふるさとを弾く時に
メロディーの方は「ドドドレーミレー」と演奏するとします。
それに対して和音は「C-G」と一般的にはなります。
だからどうした?と思う方も多いかもしれませんが
今回は和声音と非和声音について解説します。
Cコードの和声音は「ドミソ」です。Gコードは「ソシレ」です。
Cコードが鳴っている時、ドミソ以外の音は「非和声音」といいます。
ふるさとの話に戻ります。
C G
ドードードー|レーミレー
この中で非和声音はGの時の「ミ」という事になります。
メロディーと和音というのは切っても切れない関係です。
オカリナでメロディーを弾く時、ギターソロを弾く時でも同じです。
和声音、非和声音を頭の中で区別して演奏する事が大事です。
禁じられた遊びの冒頭、「シシシシラソ」であれば
Emから見て「ラ」が非和声音という事になります。
じゃどのように演奏すればいい?というお話ですが
おおざっぱに言うと、和声音ははっきり弾いて非和声音は丁寧に弾くという感じです。
「非和声音を丁寧に弾く」に関して異論がある方も多いかと思いますが
言いたい事としては「和声音と非和声音」を区別するという事です。
メロディーを弾く方は特に意識してみてください。
歌いまわしや演奏に統一感が出て「なんとなくこうかな」という表現が減ると思います。